動く合戦図屏風「関ヶ原群像図屏風」

動く合戦図屏風「関ヶ原群像図屏風」
「関ヶ原合戦図屏風」嘉永7年(1854年)(関ケ原町歴史民俗学習館所蔵)をピクセルアニメーション(8ビットのドット絵)でアニメ化したもの。
「関ヶ原合戦図屏風」には徳川家康は描かれていませんが、「関ヶ原群像図屏風」には
陣幕から出てきた徳川家康が描かれています。
#合戦図屏風 #関ケ原
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動く合戦図屏風「関ヶ原群像図屏風」
天下分け目の戦を描いた「関ヶ原合戦図屏風」嘉永7年(1854年)(関ケ原町所有)に描かれた人物約700人が約3分間のループで動き回るデジタルアート作品「関ヶ原群像図屏風」が2年の時をかけて完成。
ピクセルアニメーション(ドット絵)で知られる映像作家の重田佑介さんが手掛け、約2年を費やし完成。合戦図屏風に描かれる武将たちの中から約20のエピソードを動画化した。史実を基にオリジナル要素も入れて、爪をかむ徳川家康やじだんだを踏む石田三成も再現。
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動く合戦図屏風 「関ヶ原群像図屏風」岐阜関ケ原古戦場記念館
Sekigahara-Gunzo-zu-Byobu (Folding Screen of Painted Sekigahara Ensemble)
作・映像作家 重田佑介 | Yusuke Shigeta
当館の代表的な展示物「関ヶ原合戦図屏風」(関ケ原町歴史民俗学習館所蔵、当館寄託)を元に作成したデジタルアート作品。嘉永7年(1854年)に描かれた関ケ原の戦いを、ピクセルアニメーション(ドット絵)で再構成。

作者の言葉
本作は岐阜県関ケ原町が所有する「関ヶ原合戦図屏風」をモチーフにしたピクセルアニメーションです。
前作「関ヶ原山水図屏風」は東軍西軍の侍を匿名の群衆として扱い、屏風の風景画としての側面に注目しましたが、本作では屏風に描かれた各陣所の動き、さまざまな武将の迫力のある演技、物語を伝える場面、遊び心のある足軽の描写など、無数に描かれた人々の表現にフォーカスし、屏風の群像劇としての側面に注目し制作しています。
オリジナルの屏風をベースに再現しつつも、史実を元にした様々な演出も加えられています。2つのイメージを補完し合うことで、さまざまな発見があることでしょう。
是非オリジナルの屏風と合わせてお楽しみください。

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