赤染 衛門(あかそめ えもん)の歌碑
NHK大河ドラマ「光る君へ」の赤染 衛門(あかそめ えもん)の歌碑が、一宮市の真清田神社境内(楼門前)にあるのを、高橋 一氏(一宮市議会議員)の「たかはしいち新聞」で知った。今まで、素通りしてしまっていた。
「NHK大河ドラマ「光る君へ」で、主役の紫式部とともに登場する赤染衛門(あかそめえもん)。その赤染 衛門の歌碑が、真清田神社境内(楼門前)にある。夫は尾張国司の大江匡衡(まさひら)で、匡衡は約一千年前に一宮市内を流れる大江川を開削し、実り多き濃尾平野をもたらした名国司」
真清田神社 一宮市
一宮市の真清田ますみだ神社は、尾張氏の祖神・火明命ほあかりのみことをまつる尾張国の一宮とされる。
むかし赤染衛門の夫の大江匡衡が、尾張守として赴任してゐたころ、尾張国で何かの理由により里人らが腹を立てて種を蒔かずに干してゐた。赤染右衛門が真清田神社に歌を献納すると、農民は田作りにもどったといふ。
○賎しづの男をの種ほすといふ春の田を作りますだの神にまかせむ
赤染衛門集
川の洲だった地に開墾された田に蒔かうとしたのだらうか。
NHK大河ドラマ「光る君へ」
「人妻であろうとも、心の中は己だけのものにございます」